転職コラム

ブレインクリニック求職者の方へ向けた情報をお届けします。

医師を辞めたい、転職したいと考える理由

医師は給料も高くやりがいもあり、多くの人から感謝される職業。世間からのイメージはそうですが、医師の中には辞めたい、転職したいと考えている人が多いです。

今回は、なぜ医師が辞めたい、転職したいと思うのかを紐解いていきましょう。

医師を辞めて転職を考える人は多い

株式会社メディウェルが2019年に現役医師に対して実施したアンケートでは、医師を辞めたいと思ったことがある人は全体の58.6%にも及びました。

医師を辞めたいと思った理由のアンケート

(株式会社メディウェル「医師の「仕事」に対する意識調査」より引用)

このアンケートから、収入や地位を考慮しても医師の仕事には辛さや苦しさがつきものであるということが見えてきます。

また、上記のアンケートで辞めたいと思ったことのある人を対象に追加で質問した結果、下記のような理由が多いことが判明しました。

医師を辞めたい理由のアンケート結果

(株式会社メディウェル「医師の「仕事」に対する意識調査」より引用)

多い順にいくつか見てみると、

  1. 1.休日・プライベートの時間が少ない
  2. 2.長時間労働である
  3. 3.身体的・精神的不調
  4. 4.当直・オンコールが多い

このようになっています。一般企業に比べれば高収入をもらっていると思いますが、それ以上にプライベートの時間が確保できないこと、労働時間が長いことが負担になっていることがわかります。

医師が転職を考えるのは、自己犠牲や奉仕の精神が重荷となり、患者さまの健康のために自分の生活を二の次に考えなくてはならないという医療現場の雰囲気に疲弊しているからでしょう。

もちろん、他者貢献の意識が高く、常に患者さまに寄り添いたいという医師も数多く存在することは否定しません。しかし、そうでない医師がワークライフバランスを大切にしながら働ける環境も必要だと私たちは考えています。

医師を辞めたい、転職したいと考える主な理由

もう少し、医師が転職を考える理由を深堀りしていきます。きっと以下のような理由で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ワークライフバランスが全く取れない

ワークライフバランスが取れない医師

総合病院などで勤務する一般的な医師は、外来患者の診療や入院患者の管理など様々な業務に従事する必要があります。また、他科の外来患者でも症状によっては診療を行うケースもあり、時間外勤務や日当直も多くあるでしょう。また、専門医や指定医の資格を持っている場合はオンコールなどの緊急対応にも追われることがあり、気が休まるタイミングがないという悩みを抱えている医師も多いです。

お金はもらっているが精神的な余裕はない

悩む医師

医師が人気の職業となっている理由の1つに年収の高さがあります。確かに一般的な企業で働くサラリーマンよりは圧倒的に高収入であることは事実ですが、人の命を預かっているというプレッシャーを考えると収入と見合っているかどうかは微妙なところです。

一般の人では感じられないストレスと引き換えに高収入を得る生活が合わないと思っている方もいるでしょう。

子供と過ごす時間をもっと大切にしたい

子供を抱く父親

あなたは、「もっと子供と過ごす時間を大切にすればよかった」と後悔しているドクターが多いことをご存知ですか?

結婚して子供ができたからといって、仕事が簡単に休めるようにはならないのが多くの病院の現状です。

日本医師会による「男女共同参画についての男性医師の意識調査」に掲載されている、子育てについての実際の声を見てみましょう。

“仕事に追われ、単身赴任もあり、子供達とかかわる機会が少なかった。人生は二度となく、もっと時間を作って関わってあげることができたらと後悔の念がある。”


”もっと子どもと共にすごす時間があればよかった。毎日、朝夜と顔をみているが、子どもたちが起きていない、あるいは寝ている。たまに土・日にいると「父さんまた来てね」と言われたことがある。”


”仕事が忙しいとの理由で、妻、子ども達との時間を十分とらなかったことを反省している。若い時にもっと休日をとるべきであった。”


医師として忙しく働くことで家計は安定するかもしれません。ですが、我が子の成長をそばで見守れるのは一生に一度だけです。子供と過ごす時間と引き換えに仕事に打ち込んだ結果、お金では得られない幸せを逃してしまうかもしれないということは一度考えてみたほうが良いでしょう。

医師である前に一人の人間として幸せを追求したい

旅先の女性

医師は患者の命を救ったり、苦しさから解放して笑顔を届ける仕事です。他者から頼られ、感謝されることが多い職業ですから、やりがいを感じられて天職だと思っている医師も多くいます。

しかし、他者に幸せを届けるために自分の生活を一定犠牲にしているのも事実です。休みの日でも病院に行って患者の様子を見る医者は多いでしょう。

それが自分の幸せに繋がっているのであれば問題はないと思いますが、もし自分のプライベートな時間を大切にすることが幸せであるという価値観を持っているなら、働き方を考え直してみるのもいいかもしれません。

精神科医としての働き方

精神科医の働き方の選択肢

医師の中でも、精神科医として働く場合、

  1. 1.総合病院・精神科単科病院
  2. 2.クリニック
  3. 3.公的機関

の3つの選択肢があります。

総合病院・精神科単科病院

  • ・外来患者の診療
  • ・入院患者の管理
  • ・他科患者の診療(症状によって)

仕事内容としては上記ですが、時間外勤務や日当直も多いのが総合病院勤務の特徴です。プライベートの時間が取りにくく、ある程度自分の時間を犠牲にして働く覚悟が必要になります。

給料はそれなりに高いですが、忙しさを考えると割りに合わないと思う人もいるでしょう。

また、不規則な生活に対応するために病院の近くに住んでいるという医師も多いのが特徴です。

クリニック

  • ・外来患者の診療
  • ・入院患者の管理

業務内容は総合病院と大幅に変わることはありませんが、時間外勤務やオンコール、日当直が発生しないため、ワークライフバランスが取りやすいのが特徴です。

総合病院に比べて経験できる症例などが限られるということはありますが、自分の時間を大切にしながら働きたい人にとってはバランスの取れた環境であると言えるでしょう。

公的機関

  • ・市民の精神相談への対応
  • ・医療行政への参加

医師として市民の相談に応じることはもちろん、医療行政など医学知識以外に法律などの知識を求められることがあります。そのためある程度は別の分野に対しての知識を身につける必要はありますが、公的機関のため時間外勤務は少なく福利厚生が充実しており土日祝日の休みも確保されているケースがほとんどです。

ワークライフバランスという観点では非常に良い環境ですが、一方で年収は1,000万円以下にとどまることが多く、高水準の給与は期待できないでしょう。

働き方と給料のバランスが最もいいのがクリニック

上記の3つの働き方のどれが自分に合っているのか、表で確認してみましょう。

医師の働き方と給料のバランス比較表

仕事に求めることによってどの選択肢がいいのかは変わってきます。この中では、最もバランスが取れているのはクリニック勤務でしょう。学生時代~研修医の頃にしてきた努力に見合った給料をもらいながらワークライフバランスも大事にできるため、自分の人生も豊かにすることができます。

ブレインクリニックで得られること

ブレインクリニックは自由診療の精神科クリニックです。仕事とプライベートのバランスが非常に取りやすい環境であると自負しています。

あなたがブレインクリニックのドクターとして働くことで得られることをご紹介いたします。

時間外勤務や日当直のない圧倒的なワークライフバランス

当院は完全予約制のクリニックですので、時間外勤務や当直はありません。

週休二日制で、プライベートの時間をしっかりと確保していただくことが可能です。

また、希望に応じて週3、週4勤務などの勤務形態、時短勤務などもフレキシブルに対応しています。

子育て中のドクターでも、育児とのバランスを取りながら勤務することができ、「子供との時間が取れない」というお悩みを抱えずに済む環境です。

主要駅から徒歩圏内の圧倒的利便性

当院は新宿駅、東京駅、名古屋駅、大阪駅から徒歩5分圏内の利便性のいい立地にあります。郊外から乗り換え無しで1時間以内でアクセス可能ですし、オンコール等もないので病院の近くに住む必要もありません。郊外で良い住環境を整えながら都市部で無理なく勤務できるという点では、総合病院勤務とはQOLに圧倒的な差があるでしょう。

保険診療で救えない患者さまを救うやりがい

当院が主な診療対象としているのは「発達障害特性」を持った方々です。

明らかに特性を持っていて日常的に生きづらさを感じているのに、保険診療の範囲で診察を受けても「正常」と診断されてしまうグレーゾーンの方々は、世の中に沢山いらっしゃいます。

そして、発達障害の診断名がつかないことで定型発達と同じ環境で働くことを強いられ、うつや不安の症状を抱えてしまう負のスパイラルが起こるのです。

そんな困り感を抱えた方々の生きづらさを解消することに、きっと強いやりがいを感じていただけると思っています。

TMS治療の臨床経験

世界ではメジャーな治療法となりつつあるTMS治療ですが、日本国内では導入自体があまり進んでいません。アメリカでFDAに承認された時期と日本で一部保険適用になった時期を比べると約10年の差が開いてしまっています。

当院のようにTMS治療の臨床経験を積める環境は、世界を見てもそう多くはありません。精神科医師としてのキャリアを考えた時、当院での経験は貴重な財産になることでしょう。

忙しさで医師を辞めたい、転職したいと考えているならブレインクリニックをご検討ください

多忙を極める医療の現場では、時間外労働規制も無視されているのが現状です。

医師としてのキャリアを積んでいきたいけど、ワークライフバランスも大事にしたいとお考えの方はぜひ当院をご検討ください。

他科からの転科も大歓迎です。当院の検査や治療は多くの医師が初めて経験するため、未経験でも一から指導できる環境が整備されています。

ご興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください。院内見学等も受け付けております。

【ブレインクリニック医師募集要項はこちら】

職種

ページトップ